2025年8月13日水曜日

言語聴覚士が講師として登壇しました!

712日に帯広畜産大学にて開催された「難病と障がいを知る」第2回畜大とことこゼミに、訪問看護ステーション向日葵の言語聴覚士が講師として登壇しました。 

このゼミは科学技術振興機構(JST)委託研究事業で、NPO法人みんなのポラリス、ボランティアサークルとことこあるこう の共催、帯広畜産大学が後援し、開かれました。


まず、言語聴覚士(ST)という資格や仕事内容について紹介しました。その上で、STとして関わっている様々な障害の中から「失語症」に焦点をあてて、講演をされました。失語症とは大脳の言語に関係する中枢が損傷されることで、話す、聴く、読む、書くの4つのことばの機能が低下する症状です。言語の他に、計算が難しくなる場合もあります。

話す、聴く、読む、書くのそれぞれの側面で現れる症状や、発語や書字のリハビリの様子についても紹介しました。




失語症の方への訪問を通して、「言葉が話せないので人と会いたくない」という想いを聞いたり、「自分のような人は他にもいますか?」という質問をよくされるそうです。

このように、例えからだの障害が重くなかったとしても、当事者の方自ら社会や人との間に大きな壁を作ってしまいがちです。

 

そこで、初めて聞く方もいらっしゃるかもしれませんが、「失語症カフェ」という取り組みがあります。

同じ想いをもつ人が自分だけではないと知るために交流する場として、令和5年から帯広でも開催されています。ボランティアも募集しています。次回は10月開催ですので、またご紹介させていただきますね

 

 

【設けられた質問タイムの内容を1つご紹介】

Q.「町で失語症の方に出会った場合、話をするにあたって心がけることはありますか?」

A.「話そうとしている気持ちを尊重してほしいです。遮ったり手を貸しすぎたりせず、筆談等も活用しながら、その方のペースで対応していただけたらと思います」

 

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今回のとことこゼミでは「医療・福祉へ進んだ畜大生」がテーマで、STが登壇しました。

 

言語聴覚士と畜産分野では、動物と人体の違いはあります。しかし、どちらも生物学であり、仮説を立て検証していくという点では、リハビリの治療過程は研究室で学んだ研究方法と共通するところがあります。「帯広畜産大学の経験が無ければ、今の自分はない」とお話をされていました。

 

今回の講演をきっかけに、十勝に住む若い世代と「こんなお手伝いしてもらえませんか?」や、「こんなお手伝い必要な方はいませんか?」というやりとりができるような地域になっていくと嬉しいですね!


 


そして、チーム向日葵も応援に駆け付けました!所長お手製の応援グッズで思わず笑顔に!大活躍のSTです!




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令和7年8月13日
在宅支援部 広報委員会

2025年7月25日金曜日

「優秀賞」を受賞しました!

 嬉しいご報告です!

訪問看護ステーション向日葵 作業療法士が執筆、専門誌「作業行動研究」で掲載された論文が、第34回日本作業行動学会にて「優秀賞」を受賞しました!

6月21日~22日、東京都立大学にて開催された学会と表彰式参加の為、東京出張へ✈


タイトル:余暇活動の楽しさによって「もう一度滑りたい」と自分の意志を伝えた若年性アルツハイマー型認知症者の事例


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今回、事例報告の論文を初めて執筆し「優秀賞」をいただけましたこと、大変嬉しく感じております。

恩師からは「進行性疾患に対する作業療法の指針になる論文」とお言葉をいただきました。

この学びを活かし、日々の記録を大事に、そして浮かんだ臨床疑問に向き合い、より良い支援に繋げていきたいと思います。


恩師の本家先生


当学会参加は7年ぶりでした。以前に比べ地域での事例が多く、在宅で活躍している作業療法士が増えてきたことを実感しました。

今大会のテーマは「事例:作業療法の血潮」で、人間作業モデル(MOHO)の実践や動向、新しい評価技法や支援等を知ることができました。

今度も目の前の利用者様に寄り添い、機能訓練だけでなく、MOHOを活用しその方にとって意味のある作業も大切に支援していけるよう努めます。



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この度はおめでとうございます✨


スタッフそれぞれが利用者様を思い、専門職として意識高く自己学習に励んでいます。

専門分野が3つ集まった向日葵での情報交換は、成長への大きな一歩になります!



訪問看護ステーション向日葵では、現在常勤看護師を募集中です

正式な応募の前に、まずは事業所見学や面談だけでも受け付けております

居宅介護支援事業所向日葵(0155-35-5636 担当:福田)まで、お気軽にご連絡ください☎

刀圭会のHPもリニューアルしました!採用ページもぜひご覧になってみてくださいね~!




そして!お知らせが遅くなりましたが、

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令和7年7月25日
在宅支援部 広報委員会









2025年1月28日火曜日

介護講話を行いました

 報友町内会の定期総会にて、介護講話を行いました。

会員の高齢化が進む中、介護サービスの利用手順、費用に関する講話で

在宅支援部門統括の福田より、実例を交えてわかりやすくご説明いたしました。

町内会の活動方針「安心、安全な地域づくり」に当グループが少しでも貢献できるよう、今年も努力いたします。





指定居宅介護支援事業所 向日葵









2024年12月17日火曜日

熱い朝

 訪問看護ステーション向日葵では、全スタッフが揃うのは朝のミーティング

朝の貴重な時間を使って、毎週水曜日はミーティングや勉強会を行っています。

普段抱えている、モヤモヤや相談事をカンファレンスで話し合ったり、新しい技術や知識を修得するための勉強会の場としています。

事業所に出勤せず仕事を開始する人は、zoomで参加し全員で共有!




向日葵のスタッフは、熱い人が多いのです。利用者様への思いが溢れている

どんなことにも真剣に取り組む、考える

これからもスタッフ一同、利用者様の生活を支えるためにどんなことが必要かを考え、

話し合い、より良い看護を提供できる様に知識技術の向上を目指します!

2024.12.17

訪問看護ステーション向日葵

所長 馬場梨花

2024年9月4日水曜日

あったらいいね地域食堂 ボランティアに参加しました!

 こんにちは!相談支援事業所 向日葵です


7月27日に「あったらいいねプロジェクト」主催の

「あったらいいね地域食堂」にボランティアとして参加しました!





~前日作業にも参加!~


右:大谷短期大学栄養科2年生2名も一緒に参加



~当日の様子~


障害と介護のケアマネコラボです!



30分前には行列が。暑い日だったので水分補給をしていただきました


訪問看護師による健康相談コーナー
5名ほど相談がありました

あったらいいね地域食堂で使われる食材は、全て寄付で賄われています。


また機会があれば、ボランティアに参加したいと思っています

相談支援事業所 向日葵

所長 山本佳子

2024年6月27日木曜日

こんにちは!居宅介護支援事業所 向日葵です

 今月は介護保険制度について、改めてお話いたします。


介護保険制度は「介護が必要になった場合でも住み慣れた地域や家庭で自分らしく、安心して暮らせるよう、介護を社会全体で支えていく仕組み」であり、平成12年にスタートしました。


当事業所はこの制度開始と同時に設立され、はや24年となります。


その平成12年5月に当事業所に登録していただいた利用者さんが、現在もお元気に、ご自宅で過ごされていらっしゃいます。



私たちは、担当させていただく利用者さんが自分で決めて、自分の希望をかなえ、できうる限り自立した生活を送ることができるよう、お手伝いさせていただく仕事です。


地域の皆さんには定期的に病院に受診して、ご自身で体調に気を付け、ずっとお元気で過ごしていただきたいのですが、介護について何かありましたらお気軽にご相談ください。



また、介護支援専門員(ケアマネジャー)の仕事についてご興味をお持ちの方、資格取得までのこと、試験の内容など詳しくお話いたします。

ぜひ、一緒に仕事しましょう!



これから暑い時期となりますが、しっかり水分を摂取し、適度な運動を続けてお元気でお過ごし下さい。


2024年6月27日

指定居宅介護支援事業所 向日葵

福田美雪


2024年5月7日火曜日

仲間

 みなさんこんにちは!

本日は2名の職員をご紹介します。


まずは、昨年11月から勤務してくれている職員の 星 奈歩 看護師!

「楽しくお仕事させていただいています。地域の皆様のために頑張ります!」






そしてもう1人、 矢木 美帆子 言語聴覚士!5月より常勤勤務となりました。


「失語症、構音障害、嚥下障害、高次脳機能障害など
言語のリハビリが必要な方がいましたら、訪問いたします!」

訪問できる件数が増えましたので、新規依頼お待ちしております









増員し、パワーアップしました訪問看護ステーション向日葵です。
2024年度も全力で頑張りますので、今後もよろしくお願いいたします。

令和6年5月2日
訪問看護ステーション向日葵
管理者 馬場 梨花